共同生活をスタートするとき、自炊をすることが増えることが多くなりますね。
二人での食生活は、一人暮らしとは違って、どのような食器を揃えたらいいのか迷うこともあると思います。
ここでは、二人暮らしの新生活に必要な食器の種類と数量についてお伝えしていきます。
食事のスタイルに合わせた食器選び
二人分の食器を選ぶときは、お互いの食事の量や生活のリズムに合わせましょう。
例えば、手早く丼物で済ませたい人と、いろいろな料理を楽しみたい人とでは、食器の種類や必要な数が違います。
また、ごはんをたくさん食べる人は、大きめのお茶碗が必要です。
食器を選ぶ前に、お互いの食事の好みをしっかり話し合っておくことが大切です。
基本的な食器セット
どんな食器を揃えるべきか、一旦決まったら、具体的に選んでいきましょう。
二人暮らしにおすすめの基本的な食器リストを見ていきます。
お皿とプレート
- 中皿 (20cm):2枚
- 小皿 (17cm):2枚
- 深皿 (15cm):2個
- どんぶり:2個
- お茶碗:2個
- 汁物用お椀:2個
中皿はカレーやパスタを盛り付けるのにちょうどいい大きさです。
端が少し高くなっているので、量のある料理も盛り付けやすいです。
小皿は平らで、トーストやデザートを乗せるのに使います。
深皿はボウルみたいな形で、副菜や煮物を入れるのに便利です。
小さいから収納もしやすくて便利です。
これらに加えて、どんぶりやお茶碗、お椀があれば、基本は大丈夫でしょう。
カップ類
- グラス:2個
- マグカップ:2個
グラスは冷たい飲み物用、マグカップは温かい飲み物用に使い分けるといいです。
マグカップだけでもほとんどのニーズに応えられますが、グラスだけだと使い勝手が限られるから気をつけてください。
カトラリー類
- 箸:2膳
- スプーン(大・小):各2本
- フォーク(大・小):各2本
食事の際には、スプーンやフォークの大きさが意外と重要です。
日常使いには大きめのカトラリーが便利だけれど、デザートやコーヒーを楽しむ時には小さめがちょうど良いです。
例えば、大きなフォークでケーキを食べるのは少し不便だし、小さなフォークでパスタを食べるのも一苦労ですよね。
生活スタイルに合わせてカトラリーを選ぶことが大切です。
来客用の食器の準備について
来客がある時の食器の準備は、以下の二つのタイプから考えてみてください。
- 頻繁に来客がある
- 正式な場面が多い
- 急な来客にも対応したい
- 来客が少ない
- カジュアルな接客を好む
- あまり来客がない
頻繁に来客がある家庭では、来客の平均人数に合わせて食器を準備すると安心です。
来客の少ない家庭では、特に来客用の食器を用意せず、普段使いのもので充分。
私は、来客用のグラスは普段から使っていて、他は紙皿や使い捨ての箸を利用しています。
普段から使い捨て用を使ったり用意していると、防災用にも使えて便利です。
来客用の食器は、各家庭のライフスタイルに合わせて選ぶことが大事です。
食器を最小限に抑えるための4つのアイデア
「食器を最小限に抑えるための4つのアイデア」をご紹介しますね。
食器を効率的に使うためのポイントは次の通りです。
- 日常の食事のスタイルを把握する
- 収納スペースを活かす
- 多機能性を活用する
- 新旧交換の習慣をつける
日常の食事のスタイルを把握する
どんな食事を普段からしているかを知っておくことで、本当に必要な食器だけを選ぶことができます。
たとえば、私たちの家では和食が中心なので、「お茶碗、味噌汁椀、小皿」が基本セットです。
これに少しのグラスや小皿をプラスするだけで、毎日の食事がずっと楽になります。
このシンプルなセットだけで、毎日を快適に過ごしていますよ。
収納スペースを活かす
収納スペースに合わせて食器の量を決めると、無駄なく整理できます。
「これ以上は収納できない」と自然に限界が設定されるので、食器が増えすぎるのを防げます。
私も最小限のスペースだけを使うようにしてから、余計な食器の購入を控えるようになりました。
多機能性を活用する
一つの食器で複数の役割をこなせるものを選ぶと、必要な食器の数をぐっと減らせます。
例えば、私の家ではボデガグラスを使っていて、これ一つで飲み物を飲んだり、サラダを盛ったり、来客用のグラスとしても活躍しています。
このように、一つで複数の用途に使える食器を選ぶと便利ですよ。
新旧交換の習慣をつける
新しい食器を買ったら、古いものを一つ手放す「新旧交換の習慣」を持つと、食器の数を適切に保つことができます
この習慣をつけることで、キッチンをいつもすっきりと整理でき、必要な食器だけが手元に残ります。
食事スタイルに合わせた食器の選び方
この記事では、カップルが新しい共同生活を始める際に適した食器のサイズや数について紹介ました。
食生活によっては、必要な食器が変わることもあるので、大切なのはお互いの食事スタイルをよく理解することです。
ぜひこの機会に、二人でどんな食器が必要か、じっくりと話し合ってみてくださいね。